リチウム含有蓄電製品(リチウムイオン電池・リチウム金属電池、バッテリーパック、電池駆動製品)の安全な保管に関するオランダのガイドライン PGS 37-2 の法制化が、再び延期されました。Bal(Besluit activiteiten leefomgeving:オランダ環境法 Omgevingswet に基づく生活環境活動政令)を通じた発効は、現在 2027 年中と見込まれています。
手続きの現状
- 改正政令に関するパブリックコメント(インターネット協議)は 2026 年 3 月 27 日から 4 月 28 日まで実施され、現在、所管省庁が寄せられた意見を精査しています。
- 省庁自身も、支障が生じればスケジュールはさらにずれ込む可能性があると注意を促しています。実際、法制化はこれまでにも何度か延期されてきました。
- 同じ改正により、PGS 37-1(地域蓄電池など、設置済みで稼働中のエネルギー貯蔵システム)も併せて法制化されます。
法制化前 ≠ ルールなし
Bal の改正が発効するまでは、PGS 37-2 自体は法的拘束力のある義務ではありません。しかし、この延期を猶予と捉えるのは禁物です。一般的な注意義務(zorgplicht)の下、環境監督当局(omgevingsdiensten)はすでに PGS 37-2 をリチウム電池の安全保管の基準として運用しており、新規拠点の許認可も実務上はこのガイドラインに沿って審査されています。要求事項——消火設備、防火区画、離隔距離など——は相当に厳しく、既存倉庫の多くはまだ基準を満たしていません。
電池を保管・輸入する事業者にとっての意味
リチウム電池、電動アシスト自転車、電動工具、蓄電製品を輸入・保管している場合、取るべき対応は変わりません。正式な発効日を待たないことです。今のうちに準備を進めた拠点は、義務化された際に慌てずに済むだけでなく、環境監督当局や保険会社との現時点でのやり取りもスムーズになります。PGS 37-2 の対象範囲、関係する UN 番号、PGS 37-1 との違いの全体像は、当社のガイドをご覧ください:PGS 37-2(リチウム電池の保管)。
出典:IPLO — PGS 37-1 en 37-2 · Internetconsultatie — wijzigingsbesluit opslag elektrische energie。