eFTI:2027 年 7 月 9 日から当局はデジタル貨物データの受け入れが義務に

10 6月 2026By Jan van den Herik
Upcoming 2027-07-09

eFTI 規則((EU) 2020/1056)は、ペーパーレス貨物輸送に向けた EU の枠組みです。決定的な日付は 2027 年 7 月 9 日。この日から、企業が認証済みの eFTI プラットフォーム経由で法定輸送情報を提供する場合、全加盟国の当局は電子形式での受け入れを義務付けられます。

対象となるもの

この規則は、道路・鉄道・内陸水運・航空輸送の法定情報を対象とします。CMR の背後にある運送状データ、危険物の ADR 輸送書類、カボタージュの証明、廃棄物移動の書類などです。新しい書類が増えるわけではありません。既存のデータを機械可読な形式で交換可能にし、検査時には運転席の書類ポーチの代わりに、QR コードやアクセスリンク経由で検査官に提示します。

タイムライン

  • 2026 年 1 月から、プラットフォームとサービスプロバイダーは認証の準備を開始でき、加盟国当局はすでに任意で eFTI データを受け入れられます。
  • 欧州委員会は残りの実施仕様を 2026 年 12 月に採択する予定で、IT システムの技術要件や認証ルールが含まれます。
  • 2027 年 7 月 9 日から、EU 全域の当局に受け入れが義務付けられます。

企業側は任意——今のところは

運送人や荷主がデジタル化を強制されることはありません。紙は引き続き法的に有効で、義務を負うのは当局側です。ただ実務では、主要な輸送プラットフォームや eCMR 議定書のような仕組みが eFTI 認証に収れんしていくと見込まれます。いまデジタルでやり取りしているデータが、路上検査でもそのまま通用するようになるのです。

これがあなたに意味すること

荷主やフォワーダーが明日動く必要はありませんが、2026 年のうちに TMS や書類サービスのベンダーに eFTI 認証を取得する予定かを確認し、新しい業務プロセスを紙前提で組むのはやめておきましょう。デジタル書類での路上検査は速く、書類不備をめぐる揉め事も減ります。それだけで切り替えの元は取れることが多いものです。規則の仕組みと eCMR との関係は、ナレッジベースのページをご覧ください:eFTI

出典:欧州委員会 — eFTI 規則 · EUR-Lex — 規則 (EU) 2020/1056

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