コンテナ再利用とAvantida(street-turn)

2026-06-09 By Jan van den Herik

輸入コンテナは通常、空のままデポへ返却され、一方で輸出ブッキングにはデポから空コンテナを引き取る必要があります。つまり空車が2回。street-turnは輸入コンテナをそのまま輸出に再利用する仕組みで、Avantidaは船社がそれを承認するプラットフォームです。


コンテナ物流には根深い非効率が潜んでいます。輸入コンテナの荷下ろしが終わると、空コンテナは通常デポへ返却されます。一方、近くの輸出ブッキングでは、デポから空コンテナを引き取る必要があります。空車が2回 — トラックが両方向に「空気の箱」を運んでいるのです。street-turn(コンテナ三角輸送)はこれを1回に減らします。荷下ろしを終えたばかりの輸入コンテナをそのまま輸出に再利用し、デポを完全に省略するのです。Nexport Logisticsは、採算が合う場面でこれをお客様の陸送計画に組み込み、すべてNexportalプラットフォーム上で確認できます。

注意点:コンテナは船社のもの

コンテナの再利用を勝手に決めることはできません。機材を所有・管理しているのは船社であり、2つの条件を満たす必要があります。

  • 輸入コンテナと輸出ブッキングが同一の船社であること。Maerskの輸入コンテナをMSCの輸出に使うことはできません。
  • 船社が再利用を承認すること。船社は自社機材を正確に追跡する必要があるためです。

かつてこの承認は電話とメールのやり取りでした。今はプラットフォームで完結します。

Avantida:再利用のプラットフォーム

**Avantida**は、運送会社やフォワーダーが空コンテナの再利用を申請し、船社が承認し、料金を支払い(カードまたはアカウント)、その動きが船社側に登録される — これらすべてをひとつのフローで行うデジタルプラットフォームです。運送会社が自社の配車計画にうまく組み込める場合、Avantida上でstreet-turnを申請し、船社の料金を支払えば、そのコンテナは再利用が認められます。

Avantida(E2openグループの企業で、Inttraと同じファミリー。現在はWiseTech Global傘下)は、関連する船社機材のリクエストにも対応しています。デポ変更、返却場所の変更、そしてディテンション&デマレージの延長です。料金は船社が設定し、通常はstreet-turnが実際に実行された場合にのみ課金されます。

なぜ価値があるのか

  • 2回の輸送が1回に:空コンテナをデポへ返しに行く必要も、別のコンテナを引き取りに行く必要もありません。
  • コスト削減:走行距離もトラックの拘束時間も減り、船社の料金を差し引いてもデポ往復より安く済むことがほとんどです。
  • CO₂の削減。空車走行を減らすことこそが目的だからです。
  • ロッテルダム周辺の混雑したデポでの渋滞とゲート作業の削減。

これが成立するのは計画が噛み合ったときだけです — 同じ運送会社(または連携する2社)が、空にする輸入コンテナと積み込む輸出貨物を、同じエリア・同じ船社・同じ時間枠で抱えている場合。物量を持つフォワーダーだからこそ作り出せるマッチングです。

Nexport Logisticsの対応

お客様の輸入と輸出を同一船社で組み合わせられる場合には常にstreet-turnの可能性を探り、Avantidaで申請・承認を取得します。空車2回分の費用を払う代わりに、その節約分がお客様のものになります。これはNexportalにおけるターミナル・デポ計画やPortbaseのリリース処理と一体で運用されます。

再利用できそうな輸入・輸出コンテナをお持ちですか? info@nexportlogistics.nl までメールでご連絡ください。

出典:Avantidaプラットフォーム。関連:Road · Rotterdam Terminals · Sea Freight · Inttra

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